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help リーダーに追加 RSS 『「反転」闇社会の守護神と呼ばれて』を読み終えて

<<   作成日時 : 2008/07/05 17:07   >>

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著者田中森一は、検事として多くの事件を担当し、伝説の辣腕特捜検事として名をはせました。1987年、弁護士に転身し、今度は逆に裏世界のヤクザや事件の主役たちを弁護するようになり、「闇社会の守護神」と呼ばれるようになります。しかし、2000年に石橋産業手形詐欺事件をめぐる詐欺容疑で東京地検に逮捕、起訴され、2006年、東京高裁にて懲役三年の実刑判決。上告すれど2008年2月に最高裁で上告を棄却され刑が確定しました。そして、3月31日か4月1日に収監されたと聞きます。今頃は、刑務所の中では一般の囚人と同じ扱いの筈。

著者は自己弁護すれど、過信し一線を踏み越えた悪徳弁護士と呼ばれても致し方ないと思います。所謂、金に溺れた行儀の悪い人と観えます。これでも弁護士資格は剥奪されないのか?。弁護士になってからは、見たことも無いような大金を手にし有頂天にもなり、多分投資や投機にも染まり大損もしたようにも見受けられます。
何十億を動かした身ながら最後には、許永中の手形の裏書保証で5000万円を町金融から借り、山口組若頭の宅見組長に返済した下り。どうも、お金に困っていた亡者に成った感もします。

若い頃は大変な苦労したかと思うが、どうも育ちが悪い。
学生時代は空手部に入り、傍若無人な振る舞いで女を追いヤクザ的な振る舞い。
この時の覚えた、人を恫喝するテクニックで被疑者を落とす。哲学も無ければ、矜持も持ち合わせていない御仁と見受けられます。

ヤメ検の不祥事やスキャンダル事件が多い昨今、ますます検察庁の不審が増す。
検察官も弁護士も「真実の追究」を御旗にしているが、体質は「正義の番人などではない、体制の番人である」とも云われています。
地検特捜部の捜査は「国策捜査」とも呼ばれているが、そもそも捜査の本質が、権力体制と企業社会を守護、擁護する為とも得心できます。

検察庁の特捜部は検察庁自らが検挙摘発を行う捜査で,政治家などによる汚職事件や法律や経済についての高度な知識を必要とする企業犯罪・多額の脱税事件などで行われます。このような政治・経済の陰に隠れた巨悪を検挙摘発し、各界の自浄作用を促し我が国の健全な発展の一助となることを位置づけしているらしいが?

捜査の端緒は「行儀の悪い人」をターゲットにし開始されることが垣間見えた。
田中森一は行儀の悪い人である。だから検察庁は元同僚の派手な脱法的な弁護士活動が癇にさわり、虎の尻尾を踏んでしまったのだ。

ヤメ検の弁護士は大手企業からの顧問契約もするが、どちらかと言えばオーナ企業でスキャンダルを抱えている会社や、経営破たんしたり、経営難に陥ったりしたところが目立つ気がします。さらに、闇社会のアウトローたちを金脈としている。
検察庁は何と行儀の悪い人達を世間に放り出すのか全く分かりません。

日本でも検察だけが公訴できるシステムそして地検特捜部の国策捜査が解消する時が来るのか?これも、大蔵省、財務省の次にやらねばならない構造改革ではないのかなぁー。

検察庁の印象を悪くした本でした。

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『反転―闇社会の守護神と呼ばれて』
反転―闇社会の守護神と呼ばれて (幻冬舎アウトロー文庫 O 90-1)田中 森一 by G-Tools ...続きを見る
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2008/08/10 09:16

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